自分の忘備録として、ファッションへ湯水の如く稼いだ給料を注ぎ込んできた歴史を書いていく。
学生時代
学生時代はファッション業界への憧れが強かったものの、まだ自分のファッションセンスに自信が持てず、迷走していた。
オシャレな友人と買い物に行っても何を買ったら良いのか分からず、アルバイトでの稼ぎも少なかったので、ほとんど買い物もせず、母がオシャレ好きだったこともあり、母の服を拝借する事も多かった。
でも、セール時期になると朝から並んで爆買いするのが恒例だった。
アパレル企業に就職
どうにか総合アパレル企業に就職したものの、第一希望のブランドに配属されず、悶々とした日々を過ごす。
社販で自社ブランドの服を買うが、本当に着たい服では無いので、プライベート用の服をセール時期に大量に買い漁っていた。そんなある日、大好きなセレクトショップが新店舗オープンに向け社員を募集しているのを店頭で知り、募集期日ギリギリで応募するもあえなく撃沈…
そんな中、撃沈したセレクトショップ新店舗への買い物がてら、近くで働く友人に会いに行くと、翌年の新店舗オープンに向け、その撃沈セレクトショップが再度社員を募集するらしいという情報をゲット!
めげる事なく、またしても履歴書を送り、3度の面接をクリアしてようやく憧れのショップで販売員として採用される。
憧れのショップでスタッフとして働く
大好きなショップに通う毎日。←仕事だから当たり前。
欲しいものが次々と入荷して来る。
そして、それを社員割引価格で購入出来る!!!!!
もう、初めは夢のような日々だった。
しかも、次のシーズンに入荷する商品もいち早く知ることが出来る。
予約だって出来ちゃう、買い物パラダイス。
買わない訳がない。
だって、着飾るのも仕事だもの。
そして、次第に買い物の金額もエスカレートしていく。
靴は、ショップの商品だけじゃ物足りなくなり、休日にリサーチと称し買い物へ繰り出しては、素敵な靴に出会うと購入する。
この頃から、一人暮らしも始めたので家計管理をしっかりしなければならないはずなのに、家賃と食費以外は、ほぼ全ての給料をファッションへと注ぎ込んでいた。
その後、転職を何度か経験するも、相変わらずファッションの支出が一番多い日々。
そんな中、出会った夫と結婚。夫の仕事の関係で海外転勤が決まり、やむなく仕事を退社。
子供も産まれて、今までのように好きな時にショッピングへ出掛けられずに、ストレスが溜まる。
それを発散するために、ネットで洋服を買い漁る日々。
そして、体型と環境の変化により今までのスタイルがしっくりこなくなる。自分が着たい服を着ると、ママ友の間で浮きまくるので、ママっぽい服を研究して試してみるも楽しくない。そこから、ファッション迷子になる。
更に、年齢を重ねて体型だけじゃなく肌質・髪質などの変化も加わり、今まで似合っていたはずの服も似合わなくなってくる。何を着たいのかも分からなくなってしまい、とりあえず流行りのファッションを着てみるが、気持ちがアガらない。
そこで、自分が好き!という事だけではなく、似合うものは?本当に着たい服は?とことん向き合い、自分の定番を探し始めたのが30代後半くらいから。
そして、今、50歳を目前に、やっとファッションへの支出は、かなり落ち着いている。
好きなものは、わかってきた。似合うものは、体型や加齢による変化で、ある程度の変更はありつつも理解できている。と思う。
それでも、買い物は大好き。
色々なものを比較して検討して買うのが、趣味。みたいなところもある。
そんな私の「定番」をこれから綴っていこうと思う。
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